[寄稿記事] カラオケ採点で高得点を取りたいという方へ

本ブログには、筆者の限られた知識の範囲からではあるが、今後LIVE DAMシリーズ搭載の精密採点(DX、DXG、Ai)において点数を取るコツや秘訣等の攻略記事を載せていく予定である。その上でカラオケで点数を狙っている人、特に点数を取りたいと考えこれから本格的に採点を始めようかと思っている人へ向けて、カラオケ採点ゲームで点数を狙う上でまず知っておくべきこと、注意すべきこと等を本記事で述べたいと思う。

伝えたいことは二つある。

まず第一に、
「歌の上手さとカラオケの点数の高さは全くの別物」ということである。
これは現在世に出回っている全てのカラオケ機器について言えることでもある。本ブログは主にLIVE DAMシリーズについて取り扱っているのでその点に関して述べるとするならば、歌の上手さと相関があると言える項目は「音程」と「リズム」のみであろう。
精密採点シリーズで点数を上げる為には、「安定」、「表現力」、「ビブラート&ロングトーン」の評価を上げる必要があるが、これらの評価を上げるには、歌唱における所謂「聴き心地」とはほぼ関係ない、寧ろ「聴き心地」を損ねるような歌唱技術が求められる。
つまりカラオケで高い点数を出している人は歌が上手いから高い点数を出しているのではなく、(意図的かそうで無いかはさておき)採点基準に沿った歌唱をしているから高い点数が出ていると言える。
また、巷でよく聞く「自然歌唱」なるものは如何に歌の聴き心地を損ねずに高い点数を出すかというものであり、これもまた歌が上手いから高い点数が出ている訳ではなく、採点基準に沿った歌い方がなされた結果高い点数が出ているのである。
これはかの有名なカラオケバトルも例外ではない。
カラオケバトルをはじめとした採点番組の出場者は歌唱力と採点基準に沿った歌い方を極めて高い水準で両立させている為、この点において採点を知る人とそうで無い人とで認識のズレが生まれ、その結果様々な弊害や悲劇が生じているように思える。
つまり何が言いたいのかというと、ただ純粋に歌が上手くなりたい人は採点をつけない、もしくは気にしない方が良い、ということである。理由は上述した通りである。
また、高い点数を取ることを目的にカラオケを始めた人、始めようとしている人は採点のことを知る内に歌の聴き心地と採点のどちらに、どれだけ重きを置くか、その比重に苦悩することもあるだろう。(この時TV等に出ている方々がどれだけ高い水準で聴き心地と採点を両立しているのかがわかる筈だ。)
このどちらにどれだけ比重を置くかという問題はかなり複雑で、カラオケ大会でも採点に比重を置き聴き心地を疎かにした人が聴き心地の良い歌(これもかなり主観的なもので曖昧だが)を破って優勝し物議を醸す事がしばしば起こる。また大会等では、どれだけ採点に比重を置けるかの度合いを測り合い、ギリギリ許されるラインを攻める、という出場者が大勢いるのでカラオケ採点の大会は歌の大会であるにも関わらず「どれだけ歌を崩せるか」という矛盾とも言えるような争いが起こる事もある。
この問題はその場で臨機応変な対応を取る必要があるが、基本的には採点を行う内に各自で採点に対する自分なりのスタイルを確立していくしかない。
とはいえ、カラオケで点数を狙う際のスタイルは大きく2つに分類される。
巷で言う「自然勢」と「特殊勢」だ。
前者は採点にかける比重は人により違えど歌と点数の両立を目指し、後者は点数と聴き心地の比重は100:0、つまり点数や高いチャートを出すことのみに主眼を置く。人前や皆で行くカラオケで点数を出すことを目的としている人は前者、音楽ゲーム的観点から点数のみを求めている人は後者を選択すると良いだろう。
両者に優劣や正誤は無く、またカラオケをする内に目標や目的が変わることも十分考えうるのでこれに関しては柔軟に、その都度自分のモチベーションに合わせた選択をすることをお勧めしたい。

二つ目は、巷には、所謂「暗黙の了解」というものが存在するということである。
採点ゲームを始めた時にこれを認知しておらず、知らない内に破ってしまい、多くの人から反感を買うという事がしばしば起きる。(筆者も知らずのうちに破っており、反感を買ってしまったことがある。)
第一興商の精密採点シリーズにおいて、具体的には、「テンポコントロールの使用」と「早戻しビブラート」である。
テンポコントロールとは、DAMのデンモクにある操作項目の事でこれにより曲のテンポを上下させることが出来る。これにより曲のテンポを下げると、音程項目の評価を容易に上げる事が可能となる。
早戻しビブラートの詳細な説明は省略するが、これにより安定項目の評価を上げる事が可能となる。
両者は共に、比較的容易に採点項目の評価を上げる事が可能な為、これらは基本的には使用しないという暗黙の了解が存在する。
これらの暗黙の了解の正当性ついては様々な意見が交わされて来たが、個人的には「基準を揃える」という点が重要な気がする。
採点ゲームが音楽ゲームであり、ゲーム性を持つ以上はゲームに対する人間は同じ曲に対してフェアである必要がある、ということではないだろうか。
例えば、レースゲーム等で、皆が100ccのエンジンを積んでいる中、自分1人だけ150ccのエンジンでレースに望んでいるという状況を想定するといい。この場合、明らかに不公平な状況が生まれており、そのゲームが成立しているとは言い難い。
カラオケ採点でもこれと同じ事が言えるのではないだろうか。
勿論、時代や人が変わればこれらの基準が変わる可能性は大いにある。(実際JOYSOUNDの採点でこれらの操作は基本技能として行われている。)
しかし、現在の状況では、上述の通り上記の操作は行わないことをお勧めする。
しかしこの説明はあくまでも筆者個人の見解であり、また、所詮は趣味であり採点ゲームなのだから、最終的には個人の自由だと考える。

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